誰も教えてくれなかったアイロンの使い方 NHKためしてガッテンより
アイロン今昔
火熨斗(ひのし-そこのなめらかな金属性の器具で、中に炭火を入れて、その熱気を利用し、
そこを布に押し当ててしわをのばすもの*広辞苑より)
炭火アイロン 電気アイロン スチームアイロン
ひのし 平安時代に書かれた大鏡には、侍女が大臣の夜具を暖めたと記されている。
洗濯の仕上げに使うようになったのは、江戸時代から
江戸末期に、長崎の洗濯屋が仕上げに、オランダから伝わった西洋式のアイロンを使い始めた。
当時異国ばりと呼ばれた。
スチームアイロンで上手くアイロンがかけられない?
アイロンのかけ方(木綿の場合)
シワを取るのになぜ水が必要なのか?
シワとは、いったん水分が入って繊維がゆがんでくっついて乾いた状態
これを治すにはもう一度、水分を含ませて、繊維を元の状態に戻し、
アイロンをかけ乾燥させシワを取るため
ミクロの水玉対決
例水滴を1万倍にすると
霧吹き くす玉の大きさ 水蒸気が布の裏側に抜けない
スチーム ピンポン玉 通り抜ける(布を十分にしめらすことが出来ない)
アイロンの使い方
アイロン(ドライ) 木綿は霧吹きを使う
アイロン(スチーム) 毛 混紡のもの
スチームアイロンの使い方の例
セーターの袖口の伸びた所や、背広の臭い取りに、スチームだけをかける。
アイロンがけのこつ
1 反対側の手を上手く使う(アイロンを持つ方の手ではない方の手で布を引っ張ってかける)
2 ゆっくりかける
3 縫い目を重点的にかける(特に大事なのは前たてをしっかり伸ばす)
アイロンの使い方
シワを取るのは熱ではなく水である。
木綿は、霧吹きを使う
ウールや混紡は、スチーム
臭いも取れるスチームの威力
|